LIV選手は「信じられないほど素晴らしいゴルファー」 ダスティン・ジョンソンはLIV優勝→全米プロ初制覇へ

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇17日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

ダスティン・ジョンソン(米国)は「全米プロゴルフ選手権」に14回目の出場となるが、今大会には“2週連続V”がかかっている。先週、米オクラホマ州で行われた「LIVゴルフ」第6戦で三つ巴のプレーオフを制して同ツアー2勝目。「調子はいい。先週は明らかによかったけど、もっとよくなっている」と好調を維持して、メジャー大会に乗り込んだ。
LIVゴルフ発足時のメンバーで、PGAツアーを離れてからまもなく1年が経つ。環境は大きく変わったが、「信じられないほど素晴らしいゴルファー(LIV選手)とプレーしている。正直なところ、ここ数大会のスコアは予想していたよりもずっと低い。勝つためには毎日いいプレーをしなければならない」。キャメロン・スミス(オーストラリア)、ブルックス・ケプカ、フィル・ミケルソン(ともに米国)らトップ選手が集まるフィールドでの勝利は、これまで24度つかんだ勝利と変わりはない。開幕前日の水曜日には、ミケルソン、テイラー・グーチ(米国)らLIV組と練習ラウンドを行い、たくさんのギャラリーを引き連れた。

今季自身開幕戦に予定していた「サウジ国際」では、練習ラウンド中に「腰をひねった」として出場は叶わず。LIV開幕戦のメキシコ大会までのおよそ3週間を「球が打てなかった」といきなり休養に充てることになった。それでも「ゴルフだからそういうこともある」と気長に調整。そして2020年覇者として臨んだ「マスターズ」で4日間を戦い抜くと、タルサで勝利。調子が上向きになっていることは、表情からも伝わってくる。

同コースで行われた13年大会では8位タイで終えている。当時については「もっと地面が軟らかくて、フェアウェイも打ちやすくて、グリーンも捉えやすかった」と200ヤード伸ばされる改修前のコースを思い出しながら、「ラフは当時も深かった。いいスコアを出すにはフェアウェイヒットが大事だったことは今でも覚えている」とポイントを挙げる。

19年、20年大会ではいずれも首位に2打差の2位タイで、これまでトップ10入りは5度経験している全米プロ。「全米オープン」、マスターズに続くメジャー3勝目を目指すとともに、“LIV勢”として初めてのメジャー制覇をねらう。

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