復活優勝のジェイソン・ディは「メンタル優先」 ぶっつけ本番でメジャーへ!

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇17日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

前週のPGAツアー、「AT&Tバイロン・ネルソン」で5年ぶりの復活優勝を遂げたジェイソン・デイ(オーストラリア)。「全米プロゴルフ選手権」開幕前日の17日午後早くにコースに姿を現すと、キャディを伴いショートゲームの調整を行ったあとはコースに出ず休養。今週は練習ラウンドを一度もせずに「ぶっつけ本番」でメジャー大会へ臨む。
35歳のデイにとって5年ぶりの勝利は心身ともに大きな「疲労」となったという。気温が10度にも達しない寒さの中でショートゲームの調整のみ。「明日の開幕に向けてメンタルの準備が整っていることを確認したかった。きょうは無理に練習ラウンドをしても、明日、気持ちが疲れ果ててしまったら絶対にいいプレーはできないからと」と黒いニット帽で防寒しながら大きな笑みをみせ、「心身を休めることを優先した」と話した。

前回、同コースで開催された2013年大会は8位。「しかし今年は例年の全米プロとはコース設定が違うようだ」と10年前から大きく改造されたコースの印象を語った。

「深いラフに速いグリーン、バーディ合戦ではなくグリーンの真ん中を狙って、どうやってスコアを守るかがカギになる」と攻略法を立てた。15年、ウィスコンシン州のウィスリングストレイツで開催された今大会でメジャー初勝利を挙げた。ところがが翌年の16年、ディフェンディングチャンピオンで迎えたバルタスロールでの大会でも水曜の午後にウェッジとパターを持ってコースに出ただけで、「練習ラウンドをしなかった」という。それでも結果は2位だった。

「先週の勝利は自分がやってきたことが正しい方向へと向かっていることが証明できた。勢いに乗ればもっといいプレーができると思う」と元世界ランキング1位はマイウェイでメジャー勝利を目指す。

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