
横浜FCは11日、同クラブのサポーターによる違反行為に関して処分内容を発表した。
発表によると、5月3日(水・祝)に『ニッパツ三ツ沢球技場』にて開催された明治安田生命J1リーグ第11節のアルビレックス新潟戦にて、横浜FCのサポーターによる違反行為が確認されたという。なお、違反行為の詳しい内容についてクラブは次のように報告している。
「試合終了直前の判定に対して、ゴール裏の複数サポーターが自席を離れブーイングを行った。ゴール裏応援団体所属のサポーターAを自席に戻らせるため、応援団体メンバー含む複数のサポーターが仲裁に入った際に身体を引っ張ったことに対し、サポーターAが腹を立て、その場にいたサポーターBを殴り出血を伴うケガをさせた」
今回の事態を受け、横浜FCは暴力行為を働いた1名(サポーターA)に対し、横浜FC、ニッパツ横浜FCシーガルズが出場する全公式戦への無期限入場禁止処分を課すことを決定した。また、サポーターAが所属するゴール裏応援団体へ厳重注意をおこない、今後話し合いを行う予定だという。
横浜FCはクラブ公式サイトにて次のような声明を発表している。
「今回のような暴力行為は、フェアプレーの精神からも逸脱し、クラブの存在価値そのものを脅かすものでありいかなる理由があっても認められるものではありません。ファン・サポーターの皆さまは改めて、観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、ルールを遵守いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」