「会えたらなと思う」 笹生優花は“ファウンダーズ”13人へ感謝の気持ち

<コグニザント・ファウンダーズカップ 事前情報◇10日◇アッパー・モントクレアCC(米ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>
 
今週の米国女子ツアー「コグニザント・ファウンダーズカップ」は、大会名の通り『Founders(創設者)』にまつわるトーナメント。米国女子ツアーの創設者13人のパイオニアを称えるという意味を込めて、この大会は開催される。
ルーキーイヤーの2021年から今大会に出場している笹生優花は、今年で3回目。「そういうのがあっていまこの試合がある、ありがたいと思います」と今大会への特別な思いを語り、ツアーの礎を築いた13人の女性たちに感謝の気持ちを表す。
 
昨年4月にシャーリー・スポーク氏(米国)が亡くなり、健在なのはマリーン・ヘギー氏(米国)1人のみ。「13人みんながいないのが寂しいですけど、自分も会えたらなと思う」と素直に話す。『何を聞きたい?』と尋ねると、「それはわかんない」と笑いながらも、「会ってみてという感じ、どんな人かもわからないし…」。積極的にほかの選手とコミュニケーションを取る笹生であれば、きっと会話は弾むに違いない。
 
別コースで開催された21年大会では4位タイ、そして昨年は12位タイと好位置で終えている。フェアウェイが絞られていて、ティショットがひとつのカギにもなるが、「先週がすごく良かったわけではないけど、悪くはなかったので、ぼちぼち」と感触も悪くはない。感謝の想いを胸に抱きながらも、今週も笹生らしく、自然体でプレーする。(文・笠井あかり)

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