飛距離が20Yアップしたセキ・ユウティン「“8の字”の重心移動がコツです」

ドライバーの平均飛距離が224ヤード(2020-21)→245ヤード(2022)に、約20ヤードアップしたセキ・ユウティン(中国)。「8の字に重心移動すると、体の回転力がアップします」。その飛距離アップの理由は体の回転スピードが上がったことにある。昨年は飛距離アップ効果で念願のツアー初優勝をつかみ取ったユウティン。その重心移動のコツを13日(木)発売のゴルフ雑誌ALBA866号でじっくり語っている。
「体の回転スピードを上げるためは、重心を意識することがポイントになります。重心移動は“8の字”のイメージ。バックスイングで右足ツマ先、トップで右足カカト、ダウンスイングで左足ツマ先、そしてフィニッシュは右足カカトに重心を移動させます。体重移動というと、バックスイングでは右へ、インパクトでは左へと、ヨコ方向をイメージする人が多いかもしれません。しかし、それではスエーにつながり、体をスムーズに回転できないので注意してください」
 
ヨコだけではなくタテの重心移動も意識して、8の字を描くことで体をスムーズに速く回すことができるようになる。
 
8の字の重心移動は切り返しの姿勢がポイントだという。左足を上げてボールを打つステップ打ちをすると、上体が突っ込まずに左足で踏み込めるようになる。8の字の重心移動もしやすくなるというから、挑戦してみるといい。
 
ユウティン式重心移動は、まずは8の字のイメージを持つことが大事になる。練習ではいきなりクラブを持つと重心移動が意識しづらい。まずは、クラブを持たずにシャドースイングから始めてみるのがよさそうだ。

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