「OBを怖がらずドライバーを振る」作戦でショット・イン・イーグル炸裂! 永野竜太郎が7アンダー首位タイ発進

<関西オープン 初日◇13日◇泉ヶ丘カントリークラブ(大阪府)◇7051ヤード・パー71>

国内男子ツアー第2戦「関西オープン」は初日を終え、7アンダーで永野竜太郎と今大会がレギュラーツアープロデビュー戦となる宇喜多飛翔(うきた・つばさ)が首位タイに並んだ。
永野は1イーグルと8つのバーディを獲るも、ボギーとダブルボギーを1つずつ叩く悔しいミスもあった。それでも「バーディが獲れていたし、初日なので」と、まずまずのスタートを冷静に受け止めている。

「OBを怖がらず、ドライバーを振っていく」作戦を貫き、「怖がっていたらフェアウェイはとらえられない。はまれば10アンダーもあると思う。刻むよりは、飛距離が出るほうなのでティショットでアドバンテージをとるつもりで攻めました」と積極的なプレーが功を奏した。
 
泉ヶ丘CCのグリーンは硬く仕上がっており、高い弾道でなくては球が止まらない。そのためにはグリーンを狙うショットは、できるだけ短い番手を持ちたい。だからこその振れるところは振っていく「ドライバー作戦」。その思い切りのよさが、375ヤードの8番パー4でのイーグルも生んだ。

「ティショットはドライバーで、セカンドショットはフェアウェイから58ヤードでした。砲台グリーンで見えなかったのですが、グリーンに行ってみるとボールが2つしかなくて。もう1つのボールはどこですか?ってカメラマンさんに聞いたんです。そうしたら『入ったよ』と。なんか静かなイーグルでした」と、永野は屈託のない笑顔を浮かべる。

逆にダブルボギーを叩いた436ヤードの16番パー4は、ドライバーで放った球が左OBゾーンに消えていった。だが永野に悔いはない。「明日も、ドライバーで攻めます」と、力強く言い切った。

昨シーズン、永野のドライバー平均飛距離は301.2ヤードでツアー5位。残り3日間、“飛び”を攻め道具にツアー初優勝を目指す。

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