
ナポリを率いるルチアーノ・スパレッティ監督が、12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグのミラン戦を振り返った。同日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
クラブ史上初の準々決勝へと駒を進めているナポリはアウェイでミランと対戦。試合は40分にイスマエル・ベナセルに先制ゴールを許すと、後半は相手陣内で押し込む展開を作るなど、反撃に出たものの及ばず。0-1で敗戦を喫した。
先勝を許したスパレッティ監督は試合後、「私たちは素晴らしい姿勢だった。選手たちのパフォーマンスを称えたい。この試合ではやるべきことをやったし、期待通りだった」と敗戦したものの、チームのパフォーマンスには満足感を示した。
続けて、この試合の74分に2枚目のイエローカードを受けて退場処分となったカメルーン代表MFアンドレ・フランク・ザンボ・アンギサについても言及したスパレッティ監督は「アンギサがいなくなったのは大きなダメージだ。しかし、その欠場を補うことができる選手もいる。シーズンを通してそうしてきた。そうでなければ、これまでの良い結果を得られなかっただろう。しかし、アンギサがいないのは不公平だと感じるし、残念だが、私たちにできることはない」と嘆いた。
また、セカンドレグについては「まだすべてがオープンだ。試合を決定づけてホームに持ち帰ることがどれだけ難しいかを分かっていたからね」とファーストレグでの敗戦を受け入れつつ、18日に行われるホームでの戦いに意気込んだ。