LIVに移籍しても“メジャー・ハンター”強し ケプカ首位発進、ほかのLIV勢は…

<マスターズ 初日◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7545ヤード・パー72>

今年最初の海外メジャーは、初日からバーディ合戦となった。「65」をマークし首位タイに立ったのはともに世界ランキング10位内のジョン・ラーム(スペイン)とビクトル・ホブラン(ノルウェー)。そんなトップランカーに加わったのがブルックス・ケプカ(米国)だ。
現在の世界ランキングは118位。PGAツアーを去った昨夏以降は下降線をたどっている。とはいえ、先週の「LIVゴルフ」第3戦では優勝。LIVが世界ランキング対象外ツアーだのためランクダウンは必至ともいえるから、こればっかりは仕方ない。

そんな状況でも、ケプカはやはり強かった。2017年の「全米オープン」でメジャー初優勝を遂げると、翌18年には大会を連覇。さらに同年は「全米プロゴルフ選手権」も制し、翌19年には同大でも連覇を果たした。PGAツアー通算8勝のうち、半分がメジャー。「メジャーでないと気持ちが入らない」とまで勝ったことがあるケプカ。“メジャー・ハンター”はやっぱり健在だった。

今大会には18人のLIV勢が参戦するが、ケプカ以外の選手は初日、どうだったのか。昨年の「全英オープン」覇者、キャメロン・スミス(オーストラリア)は2アンダー・17位タイ。過去3度マスターズを制しているフィル・ミケルソン、20年大会覇者のダスティン・ジョンソン、18年大会覇者のパトリック・リード(いずれも米国)、ホアキン・ニーマン(チリ)が1アンダー・26位タイにつける。

LIVは3日間競技で予選落ちがなく、開催コースもメジャー仕様からほど遠いため苦戦が予想されるといった声もあったが、蓋を開けてみればアンダーパーに6人が名を連ねた。

半面、12年と14年の2度グリーンジャケットに袖を通しているバッバ・ワトソン(米国)は5オーバーの78位タイ。ケビン・ナ(米国)は前半を終えて4オーバーとしたところで体調不良により棄権した。

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