ひとホールのワースト『13』を叩いたのはこれまで3人 日本人の名前も…【マスターズ豆知識】

海外メジャーの「マスターズ」が現地時間6日に開幕する。世界中から注目を集めるゴルフの祭典を深掘りする!【最多打数】

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春の花に彩られ、緑の絨毯のような美しいオーガスタでプレーする選手たち。「マスターズ」は祭典と呼ばれるだけあって、華やかさが売りの大会だが、各ホールには当然ながら落とし穴が待ち受ける。

11番から13番のアーメンコーナーはあまりにも有名だが、ここで大叩きをしてきた名手たちも数知れず。各ホールの最多打数を見ると、13番の最多打数記録者にあのジャパニーズの名前があった。中嶋常幸だ。

今年から距離が伸びた13番パー5。大きく左にドッグレッグしていくホールで、飛ばし屋ならショートアイアンで2オンできることもあった。ティからグリーン手前まで左サイドにクリークが流れ、グリーンの手前で右サイドへと方向を変えるため、グリーンを狙うショットではこのクリークが選手にプレッシャーを与える。

1978年第2ラウンド、当時23歳、自信満々にはじめてオーガスタに乗り込んだ中嶋はこのホールで2度クリークにつかまり、11オン2パットの『13』を叩いた。これはマスターズの全ホールを通じてもワーストタイで、今も記録に残る。その後、中嶋は10回出場し、トップ10に2度入っている。

ちなみに、12番パー3のワースト記録も『13』でトム・ワイスコフ(米国)が80年に記録。15番パー5では2018年大会にセルヒオ・ガルシア(スペイン)が同じく『13』を叩いた。

ワースト記録ではないが、あのタイガー・ウッズ(米国)は20年大会最終日に12番で『10』を記録。グリーン手前のクリークに3度入れている。アーメンコーナー、恐るべし。

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