
横浜F・マリノスは4月1日、同クラブに所属しているDF小池龍太の負傷状況を報告した。
クラブの発表によると、小池は3月29日に行われた練習中に負傷したという。右膝蓋骨(しつがいこつ)骨折と診断され、同31日付で神奈川県内の病院にて手術を実施した。なお、全治まではおよそ6カ月を要する見込み。横浜FMにとって欠かせないサイドバックが、またも戦線を離脱することとなった。
小池は今シーズン開幕前の1月20日、練習中に負傷し、右膝蓋骨脱臼と診断された。手術を実施したことで2023シーズンの開幕直後は欠場が続いていたが、懸命なリハビリを経て、3月26日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・Aグループ第2節のサガン鳥栖戦で実戦に復帰。前半45分間のみのプレーとなったが、徐々に試合感を取り戻していくものと思われていた。
だが、直後のトレーニングでまたも右膝蓋骨を負傷してしまった。回復の進行状況によって復帰時期は前後するものの、今シーズンの終盤戦までには再びピッチを駆け回る姿が見られるだろう。
現在27歳の小池は2020シーズン途中から横浜FMでプレーしている。昨シーズンは明治安田生命J1リーグ26試合の出場で3ゴールを記録。両サイドバックだけでなく中盤もこなすユーティリティ性の高さを発揮し、横浜FMにとって3シーズンぶり5度目となる優勝の原動力となった。自身はJリーグベストイレブンにも選出されていた。シーズン途中の7月には国内組のみの構成ではあったものの、日本代表に初選出。EAFF E-1サッカー選手権2022の2試合に出場し、優勝に貢献していた。