敵将はオフサイド判定に苦言も…シャビ監督は反論「議論の余地などない」

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督が、19日に行われたラ・リーガ第26節のレアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今季の公式戦で4度目となる“エル・クラシコ”に臨んだ首位バルセロナは、ホームで2位レアル・マドリードを迎え撃った。試合は9分にオウンゴールで先制点を許したものの、45分にセルジ・ロベルト、90+2分にフランク・ケシエがゴールを決めて2-1で逆転勝利を収めた。

 この勝利で、2位レアル・マドリードとの勝ち点差を「12」に広げ、リーグ制覇に向けて大きく前進したバルセロナ。試合後、シャビ監督は「まだ残り12試合もある。決定的ではない。しかし、選手のことを思うと、とても嬉しいし、非常に大きな勝利だ。士気が高まり、自信にもなる。私たちはとても良かった」とタイトル獲得に向けて気を引き締めつつ、“エル・クラシコ”での勝利を喜んだ。

 また、この試合で得点を決めた2人については「最後の瞬間までセルジ・ロベルトとケシエ、どちらを先発にするか迷った。最終的には2人ともゴールを決めてくれたし、非常に上手くいったと思う」と選手起用で悩んだことを明かした。

 この試合では、81分にマルコ・アセンシオがネットを揺らしたものの、オフサイドの判定でゴールが取り消しとなった。このことについてレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は「疑問が残るオフサイド」と判定に苦言を呈していた。

 しかし、これにシャビ監督は反論。「オフサイドは明確なものだった。アンチェロッティ監督の発言には本当に驚いている。議論の余地などない」と正しい判定だったことを強調した。

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