
日本サッカー協会(JFA)は9日、すべてのカテゴリーの日本代表に共通したスローガンを新たに策定。『夢への勇気を。COURAGE for DREAM』に決定したと発表した。
スローガンではSAMURAI BLUE(男子A代表)がFIFAワールドカップカタール2022に向けて、ベスト16の壁を突破するべく、『新しい景色を2022』を掲げて大会に臨んだ。目標達成とはならなかったが、JFAの宮本恒靖専務理事は、JFAでリサーチしたSNSのデータなどでW杯で「夢」や「勇気」といったワードが日本代表と関連した投稿で多く見られたとし、“社会の公器”としての役割をサッカー日本代表が果たしたいとコメント。スローガンを策定するにあたり、参考にしたと話した。
『新しい景色を2022』は男子A代表に限定的なスローガンだったが、『夢への勇気を。COURAGE for DREAM』は各カテゴリー共通で採用。宮本専務理事は「4年よりもっと長いタームを意識しています。新しいスタートを切るにあたり、より踏み込んだものを我々が伝えていきたいとき、先ほど挙げたキーワード(夢や勇気)のような意味合いを意識しながら進んでいきたい。A代表だけでなく、なでしこやアンダーカテゴリー含めて、そこに向かっていくと伝えたかった」と説明している。