畑岡奈紗は“あと1ヤード”足りず…「完璧な攻めたショットだった」

<HSBC女子世界選手権 最終日◇5日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6774ヤード・パー72>

「あと1ヤード飛んでくれていれば完璧な攻めたショットだった」。追い上げを目指した畑岡奈紗は4番、157ヤードの打ち下ろしのパー3でクリーク越えギリギリに切られたピン位置を果敢に攻めたが、わずかに届かず。レッドペナルティゾーンに入り、寄らず入らずでダブルボギーを喫した。
出だし1番は、ティショットが右サイドのラフにつかまったが、左から5ヤードのグリーン奥に切られたピンを攻めて、ショートサイドの3メートルにオン。いきなりのチャンスも、このバーディチャンスはわずかに右を抜けた。「流れが悪かった」と一日を振り返る。

合計4時間以上の中断を挟んだ2日目には7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。優勝争いに加わる位置で週末を迎えたが、3日目には「70」と伸ばしたものの、最終日は2バーディ・1ダブルボギーの「72」でプレー。「伸ばさないと上位キープできないことは分かっていた」と終始攻めの姿勢を貫いたが、「うまくハマれなかった」と悔いが残る4日間となった。

それでも、課題として挙げていたパッティングは試合期間中に修正することもできた。そこに関しては「収穫」と、今後につながる新たな気づきも得た。アジアの悔しさはこのあと始まる米本土戦で晴らす。(文・笠井あかり)

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