最後の最後でダボ…からのバーディ締め　渋野日向子は4日間を振り返り「ショットが悪すぎた」

＜HSBC女子世界選手権　最終日◇5日◇セントーサGCタンジョンC（シンガポール）◇6774ヤード・パー72＞

渋野日向子の今季2戦目は4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「71」でトータル4アンダー。ホールアウト時点で32位で大会を終えた。最終日はスコアを1つ伸ばしたものの、「悔いの残る1週間だったなと感じた」と大会を放送するWOWOWのインタビューで振り返った。
10番から出た渋野はパーをセーブしながら進むと、16番パー5でこの日初バーディ。1アンダーで折り返すと3番でボギーを喫したが、それでも続く4番から連続バーディで盛り返し終盤に入った。

迎えた8番パー5。前日はセカンドを右に曲げたホールで、この日はティショットを右に押しだしOBに。痛恨のダブルボギーを喫してしまったが、最終9番では2日連続のバーディで締めくくった。

「アプローチだったりパッティングだったりに今週は助けられた。ショットが悪すぎたので、スコアになるわけないなと思いながら回っていた」とスイング面、ショット面での課題を口にした。

青木翔コーチの指導を受け、スイングを変えて今シーズンに臨んでいる。まだまだテスト段階のなかで終えたアジア2連戦。このあとは2週空いて米本土へ。米ツアー2年目のシーズンは始まったばかりだ。