
チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツへの批判を擁護した。5日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
年明けの公式戦11試合でわずか1勝にとどまり、直近の公式戦6試合無得点に終わるなど、苦しい状況が続いていたチェルシー。しかし、4日に行われたプレミアリーグ第26節のリーズ戦で、CKからDFウェズレイ・フォファナが決めたゴールが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
公式戦7試合ぶりとなる待望の白星を飾ったチェルシーだが、得点力不足はリーズ戦でも解消されず。特に今シーズンここまで公式戦32試合出場で6ゴール1アシストと結果を残すことができていないハフェルツは批判の対象になることが多く、リーズ戦でもGKとの一対一を外し、絶好の先制チャンスを逃していた。
チーム状況がなかなか好転しないなか、ハフェルツを最前線で起用し続けているポッター監督は、得点力不足はハフェルツだけの問題ではないことを強調した。
「チームとしてよりいい攻撃をしなければならないと思うし、それは私の責任だ。個人に注目して、彼らを非難することはあまりにも簡単なことだ。これは集団であり、私たちはより多くのチャンスを作り、よりよくしなければならない。チームがより多くのチャンスを作るのを助けることは私から始まる。選手たちの質を疑うことはない」