米女子ツアーも予選通過を65位タイへ変更 3月米本土大会から実施

現地時間15日、米国女子のLPGAツアーは36ホール後に実施されている予選通過のラインを現行の70位タイから65位タイへと変更すると発表した。3月23日にアリゾナ州で開幕する2023年シーズン最初のフルフィールド大会となる「LPGAドライブオン選手権」から採用される。規定の変更はLPGAツアーのプレーヤーズ・ディレクターの協議により決定した。
「新しい規定は他のゴルフツアーの多くが採用しているもので、36ホールの予選カット後の選手数を制限することで安定した大会にできる」と同ツアーのツアーオペレーション担当バイスプレジデントが発表。「週末の決勝ラウンドを一つのティからスタートにすることで、プレーの進行を速めることができる」とした。

米国男子のPGAツアーも以前は予選通過を70位タイまでとしていたが、19-20年シーズンから65位タイへと変更した。出場人数が多いと悪天候などでプレーに遅延が出た場合に日曜日までに72ホールが終えられないケースを減らすための措置だった。

それまでは70位タイの人数が78名を超えた場合に、第3ラウンドが終了した時点で70位タイまでが最終ラウンドに進めるというセカンドカットルールが実施されていた。

なお、日本の女子ツアーは現行出場人数によって60位タイ、もしくは50位タイが通例となっている。(文・武川玲子=米国在住)

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