大忙しタイガーがアリーナ起工式へ登場! 来年から始まる“TGL”の会場に

先週の「ジェネシス招待」で約7カ月ぶりに実戦復帰したタイガー・ウッズ(米国)。4日間を戦い、さらにホストとしてジョン・ラーム(スペイン)にトロフィー授与を行い、カリフォルニア州ロサンゼルスから飛び立つと、2日後にフロリダ州パームビーチで今度はアリーナ起工式に出席した。
ウッズとローリー・マキロイ(北アイルランド)、そして元米ゴルフチャンネルの代表マイク・マッカーリー氏が創設者となり“TMRWスポーツ”を設立。TMRWはトゥモローと読み、“明日”つまり未来のスポーツを担うという意味が込められている。

そのTMRWスポーツが主催する“TGL”(テックインフューズド・ゴルフリーグの略)が2024年に開幕する。アリーナを会場にバーチャルと実際のグリーンを使ってチップとパットをプレー。3人一組の6チームが参戦する“マッチプレー”15大会をマンデー・ナイトに開催する。同リーグはPGAツアーがパートナーシップとなり、現在11選手がすでに参戦を表明している。

ウッズとマキロイに加えて、世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)、ジャスティン・トーマス(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)、コリン・モリカワ(米国)、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)、マックス・ホーマ(米国)、ビリー・ホーシェル(米国)、ジャスティン・ローズ(イングランド)、ザンダー・シャウフェレ(米国)らそうそうたる顔ぶれだ。

その“TGL”のメイン会場となるのはパーム・ビーチ・ステートカレッジのアリーナ。ウッズとマキロイはそろって銀のプレートを埋め込むと、「リーグはファンがものすごく楽しめるものなる。これまでになかったゴルフを披露できる」とマキロイが言えば、ウッズは「とてもエキサイトした戦いになる。もちろんチームに賭けることもできる。“賭け”は僕たちのスポーツの一部。賭けなしにどうやってプレーするんだ?」とマキロイを見てにんまりと笑った。

アリーナは10エーカーで、東京ドームの約1.15倍の大きさ。同大学とのパートナーシップにより、学生がリクリエーションや授業にも使用できるとした。同リーグは2024年初旬の開始が予定されている。(文・武川玲子=米国在住)

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