
6歳のぽこちゃんと4歳のどんちゃん(どんちゃんは知的障害・発達障害があります)の兄妹のいる、わが家。
どうやっても手がかかる「完全な赤ちゃんの時期」は脱しましたが、いまだに予防接種に連れて行くのが大変です。
■前日から兄妹に予防接種について説明
兄のぽこちゃんは今年で2年生ですが、注射が嫌いで(好きな子はいないとは思いますが)、病院に着くなりギャン泣きし、妹のどんちゃんは泣きはしないものの、「亀のようにゆっくりゆっくり歩く」という頭脳プレーを披露してくれます。
直前にこうならないように、前日から、
・注射を打つのは怖い病気にならないため
・病気になっても症状を軽くするため
などと、2人に説明するのですが、気持ちのコンディションによっては「注射」という単語が耳に入った時点で若干、崩れてしまうこともあります。
注射を打つと聞いたぽこちゃんは、その場では「わかった…」と諦め8割、決心2割な返事をしますが、最近、自分の気持ちをしっかり話せるようになってきたどんちゃんは…、
■予防接種を遠慮する妹
「アタシ ハ イイ…」とまさかの「拒否」ではなく、「遠慮」の姿勢で注射から逃れようとします。
去年の同じ頃は、言葉が10種類弱しか出なかった、どんちゃんと会話をするなんて、夢の話なのかもしれない…とすら思っていましたが、この1年間でとてつもなく大きな成長を遂げました。
これには、ぽこちゃんも私もびっくりしたのと同時に、とてもうれしくなりました。
とはいえ…。
どんちゃんには諦めて注射を打ってもらいました。
それはそれ、これはこれ、というやつですね。
注射の後は無事にご褒美のお菓子をそれぞれ手に入れてご満悦でした。
赤ちゃんの頃よりは予防接種の回数は減りましたが、1年に1度はある注射イベント。
一体、いつまで大変な時期が続くのか…。
母は別の意味で震えながら次の予防接種の日を待っています。