
明治安田生命J2リーグ第1節の7試合が18日に行われた。
新シーズンのJ2リーグは、天皇杯王者ヴァンフォーレ甲府と昨季6位モンテディオ山形の一戦で開幕。9分にデラトーレの得点でアウェイチームが先制する。甲府は70分にコーナーキックから武富孝介が試合を振り出しに戻したが、77分に山形へPK献上。これをチアゴ・アウベスが決めて勝ち越した山形が、2-1で逃げ切り勝利した。
充実の戦力を揃えて1年でのJ1リーグ復帰を目指す清水エスパルスは、ホームで水戸ホーリーホックと対戦。守備では権田修一の好セーブもあって無失点で抑えたが、攻撃陣は再三の好機を生かせず。試合はスコアレスドローに終わった。
補強禁止処分のなか1年でJ2に逆戻りしたジュビロ磐田は、昨季3位のファジアーノ岡山と対戦。26分にセットプレーで岡山の先制を許すと、31分と54分にリードを広げられてしまう。試合終盤に17歳の後藤啓介が立て続けにゴールネットを揺らして1点差まで詰め寄ったものの、磐田の反撃は及ばず、2-3で黒星スタートとなった。
開幕戦では、J3から昇格してきたいわきFCと藤枝MYFCの直接対決も実現。藤枝が渡邉りょうの2得点など前半だけで3点を奪うと、いわきも後半に2点を返す。それでも藤枝が逃げ切りに成功し、3-2で勝利した。
レノファ山口FCは、矢島慎也の“恩返し弾”で大宮アルディージャを破って白星発進。15シーズンぶりのJ1復帰を目指すジェフユナイテッド千葉も、V・ファーレン長崎を破って幸先良いスタートとなった。
18日の試合結果と19日の対戦カードは以下の通り。
■J2第1節
▼2月18日(土)
甲府 1-2 山形
いわき 2-3 藤枝
群馬 0-0 秋田
清水 0-0 水戸
磐田 2-3 岡山
山口 1-0 大宮
長崎 0-1 千葉
▼2月19日(日)
東京V vs 金沢
町田 vs 仙台
徳島 vs 大分
栃木 vs 熊本