ホームでナントと痛み分け…ユーヴェ指揮官は改善を要求「もっと上手くできたはず」

 ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグのナント戦を振り返った。16日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 セリエAでは不正会計による勝ち点「15」のはく奪処分を受けたことからリーグ優勝が現実的ではなくなっており、ELのタイトルが重要視されているユヴェントスは、ホームにナントを迎えた。試合は13分にドゥシャン・ヴラホヴィッチがゴールを決めて幸先よく先制したものの、60分にリュドリク・ブラに同点ゴールを決められて試合はそのまま終了。1-1の引き分けに終わった。

 試合終了間際にはハンドにより、ユヴェントスはPKを得たかと思われたが、VARチェックの結果、ハンドは取られず。ユヴェントスにとっては不満の残る判定となったが、この場面についてアッレグリ監督は試合後、イタリアメディア『スカイスポーツ』で「PKのはずだったなどと、文句を言っても無駄だ」と語るにとどめた。

 そして、試合については「もっと上手くできたはずだ。先制した後は、プレーがスローモーションのようになってしまい、ゆっくりとボールを動かしていた。ペースを上げれば、得点のチャンスは生まれると思ったし、2-1にするチャンスは何度かあった。私たちは一貫性を持って、より多くのゴールを奪う必要があった。後悔しても無駄だ。セカンドレグで勝利する必要がある」と自身の見解を明かしつつ、今後を見据えた。

 また、1-0で勝つことが、今季のユヴェントスの固い守備を活かした戦い方ではないかと尋ねられると、アッレグリ監督は「1-0で勝ってほしいと言ったことはない。くだらない」ときっぱりと否定した。

 続けて「私たちには最高の守備と優れた攻撃があり、私のチームはシーズンを通して80ゴールくらい決める。記録を見てほしい。重要なことは、1-0でも、5-0でも構わないから試合に勝つことなんだ」とスコアではなく、勝利が重要だと強調した。

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