亡き父への思いを胸に…バルサのM・アロンソ「特別なゴールになった」

 バルセロナに所属するスペイン代表DFマルコス・アロンソが、マンチェスター・U戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ・ファーストレグが16日に行われ、バルセロナはホームでマンチェスター・Uと対戦。50分にCKからM・アロンソが頭で合わせて先制点を挙げたものの、53分と59分に立て続けに失点し、逆転を許した。それでも、76分にハフィーニャのクロスがそのままネットを揺らし、2-2のドローに終わった。

 67分までプレーしたM・アロンソは試合後、「これはチームをよく表した試合だった。僕たちは長い時間、試合をコントロールしていたと感じていたけど、10分間で彼らにひっくり返されてしまった」と振り返った。

 また、数日前に元スペイン代表選手でアトレティコ・マドリードやバルセロナでもプレーしていた実の父マルコス・アロンソ・ペーニャ氏を亡くしたM・アロンソは「複雑な数日間を過ごした僕や家族全員にとってこれは特別なゴールになった。彼、そして先週僕をサポートしてくれた人々に向けて小さなセレブレーションもできた」と特別な思いを抱えていたことを明かした。

 ホームでのファーストレグは2-2の引き分けに終わったバルセロナは、23日に敵地『オールド・トラフォード』で行われるセカンドレグで白星が必要となった。M・アロンソも「来週にまたチャンスがある。単純に勝利を収めて戻ってこないとね」と勝利を誓った。

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