
インテルはセリエA第22節でサンプドリアと対戦したが、その試合の最中にMFニコロ・バレッラと、FWロメル・ルカクが口論を繰り広げていたようだ。同日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
セリエA第21節終了時点で首位を独走するナポリを、13ポイント差で追うインテル。13日に行われた第22節ではサンプドリアと対戦したが、計25本のシュートも実らず、痛恨のスコアレスドローに終わっている。この結果、今節も勝利したナポリとの勝ち点差は「15」にまで開いてしまった。
そんな同試合中に、MFニコロ・バレッラとFWロメル・ルカクの間に口論が生じていたようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、バレッラがルカクのミスに対して、苛立ちをあらわにしたところ、ベルギー人選手は「もういい! もういい! それはないだろう」と反論し、続けて侮辱的な言葉を口にしていたと報じている。
それでも試合後、シモーネ・インザーギ監督は両者の口論について「これらはピッチ上で絶対に見たくないものだけど、この問題はハーフタイムの時点で解決している。彼らは素晴らしい友人だ」とすでに和解に至っていることを明かした。
両者の口論がチームに悪影響を与えたかは定かではないが、最後までゴールを奪えずに、スクデット戴冠に黄信号が灯り続けているインテルは、今週末に第23節ウディネーゼ戦を、来週にはチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のポルト戦を控えている。