
アーセナルは8日、1月のクラブ月間MVPに、ウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが初受賞したことを発表した。
現在26歳のジンチェンコは、2022年夏にマンチェスター・Cからアーセナルへ移籍し、加入直後から左サイドバックのレギュラーに定着。ピッチの真ん中から逆サイドまで至るところに顔を出し、チームのスムーズなビルドアップの一翼を担う大活躍。1月のプレミアリーグでは、ニューカッスル戦、トッテナム戦、マンチェスター・U戦と続いた上位対決に全て先発出場。2勝1分で乗り切り、チームの首位キープに大きく貢献した。
なお、今季加入したジンチェンコにとって、アーセナルでのクラブ月間MVPの受賞は初めて。全体の48%にも及ぶ得票率での受賞だったと伝えられている。ちなみに、2位はマンU戦で2得点の活躍を見せたイングランド人FWエディ・エンケティアが、3位にはトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”で2点目を挙げたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアがそれぞれ位置した。
ジンチェンコは自身のInstagramにて、グーナー(アーセナルファンの愛称)に向けたメッセージを投稿。「ここまでの応援をありがとう。最後の最後まで共に戦おう、グーナーたち!」とつづっている。
高いフットボールIQだけでなく、闘志でもチームを牽引するジンチェンコ。賢さと熱さをハイレベルに兼ね備えた男の存在が、アーセナルを19シーズンぶりのプレミアリーグ優勝まで導くか。