
マンチェスター・Uは2023年夏の移籍市場に向け、フランス代表FWアントニー・マルシャルらの放出に前向きなようだ。6日、イギリスメディア『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。
同メディアによると、マンUは23年夏の移籍市場において、新たなエースストライカーの獲得を最優先事項としているそう。その資金調達として、マルシャルの売却に動いていると伝えられている。
さらに、マルシャルだけではなく、キャプテンのイングランド代表DFハリー・マグワイア、セビージャにローン移籍中のブラジル代表DFアレックス・テレスも売却可能リストに入っていることも併せて報じられた。
ちなみに、マンUがターゲットとしている新ストライカー候補の名前は全4選手が挙がっており、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン、ナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン、ベンフィカのポルトガル代表FWゴンサロ・ラモス、アヤックスのガーナ代表FWモハメド・クドゥスと報道されている。
マンチェスター・Uは現在プレミアリーグで3位。エリック・テン・ハフ体制のもと、序盤こそ苦戦するゲームもあったが、新監督の哲学が徐々に浸透し、直近5試合でマンチェスター・C相手のダービー勝利を含む3勝。唯一敗れたアーセナル戦でも、最終盤までタイスコアの接戦を演じるなど、昨季までとは見違えるパフォーマンスを発揮。カラバオ・カップでは決勝進出も果たすなど、久しぶりのタイトル獲得も期待出来る状況にある。
夏に向けて、早くも動きを見せている“赤い悪魔”。久しぶりのプレミアリーグ奪還に向け、得点力のあるスコアラー獲得は叶うか。