「中学受験は妻が勝手にすればいい」と引いていた夫からの提案とは?/母親の狂気・櫻島家の場合(9)【親たちの中学受験戦争 Vol.45】

■前回のあらすじ
「娘は本当に受験をしたいのか」と考え込んでいた薫に、優しく声をかける夫。実は、同僚に中学受験経験者がいるらしく、薫が追い詰められているのではとアドバイスをくれたようで…。
夫が同僚から聞いた話は、今まさに私が陥っている状況と同じでした。母親が始めた受験という責任を自分で背負い込まなければいけない…ずっとそう思っていたのですが…。

私は夫が受験の勉強管理も塾との面談もしてくれないことに文句を言っていましたが、同時に私に任せてくれてくれたことに感謝もしていたのです。おそらくすべてを把握して仕切りたい私は、夫が請け負ってくれても結局自分の意見を通したくなってしまうから…。

私が本当に欲しかったのは、娘の伸びない成績への憤り、合格できないかもしれない不安を一緒に共有してくれて、「大丈夫だよ」と言ってくれる一言だったのだと、夫と話していてわかりました。そして夫はひとつの約束を守ってほしいと言ってきて…。

※この漫画はフィクションです

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▶︎次回 Vol.46 私と娘は違う…このイライラは私の問題なんだ/母親の狂気・櫻島家の場合(10)◀︎前回 Vol.44 子どもの成績は自分の責任…追い詰められていく母親たちは多い/母親の狂気・櫻島家の場合(8)【全話読む】 親たちの中学受験戦争ママ友に振り回されるな…!【中学受験する?しない?】教育虐待「普通の親が追いつめられ、狂い始める…」その正体は?【「教育」が「虐待」に変わるとき】
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