
ブライトンは30日、AIKソルナ(スウェーデン)からスウェーデン代表MFヤシン・アヤリが完全移籍加入することを発表した。
2027年6月30日までの4年半契約を締結。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ブライトンがAIKに支払う移籍金は600万ユーロ(約8億5000万円)となる。
2003年10月6日生まれのアヤリは、身長172センチのセントラルMF。北アフリカにルーツを持っているが、ソルナ出身の同選手は世代別からスウェーデン代表を選択し、2023年1月の国際親善試合でA代表デビューを果たした。
AIKの下部組織で育ち、2020年12月にトップチームデビュー。徐々に出場時間を伸ばし、2022シーズンのアルスヴェンスカン(スウェーデン1部)では24試合に出場して4ゴール2アシストを記録した。巧みな足元の技術で多くのチャンスに絡み、中盤の複数ポジションでプレー可能。小柄だが体幹に優れ、守備面での働きも厭わない。
ブライトンのデイヴィッド・ウィアTD(テクニカル・ディレクター)はアヤリについて、「彼はここで落ち着き、プレミアリーグに順応する時間が必要だが、我々は彼と一緒に仕事をすることをとても楽しみにしている」とコメント。“シーガルズ”のスカウトが見出した三笘薫やモイセス・カイセドらが文句なしの結果を残しているだけに、アヤリの成長にも期待がかかる。