
FA杯4回戦が28日に行われ、マンチェスター・Uとレディングが対戦。マンチェスター・Uが3-1で勝利し、5回戦進出を決めている。
マンチェスター・Uの本拠地『オールド・トラッフォード』で行われた一戦は、両チームともにスコアレスで前半を折り返すと、後半にホームチームが先制に成功。55分、ブラジル代表FWアントニーがペナルティエリア内に斜めのパスを入れると、後方から走り込んだ同国代表MFカゼミーロがチップキックを沈めて先制ゴールを挙げる。直後の58分には、再びカゼミーロが得点。左サイドのFKの流れからボールを受けると、強烈なミドルシュートを突き刺した。
カゼミーロの2ゴールで余裕を得たマンチェスター・Uは、66分にブラジル代表MFフレッジがダメ押し弾をマーク。72分に1点を返されたものの、レディングを寄せ付けず3-1で勝利を収めた。
試合後、かつて“赤い悪魔”の中盤を支えた元アイルランド代表MFロイ・キーン氏は、勝利を手繰り寄せたカゼミーロに対する称賛を惜しまなかった。
「カゼミーロとの契約は、ユナイテッドにとって大きなものとなった。ここ数年、チームは特に中盤で、個性的かつ存在感のある選手が不足していたんだからね」
「彼はトップクラスの選手だ。素晴らしいクオリティーがあり、毎週毎週それを示している。彼は試合全体に影響を与える選手だ」
現在30歳のカゼミーロは、今夏の移籍市場でレアル・マドリードからマンチェスター・Uに完全移籍。今シーズンはここまで公式戦28試合に出場して、4ゴール5アシストをマークしている。