
ラ・リーガ第18節が21日に行われ、アトレティコ・マドリードとバジャドリードが対戦した。
直近のリーガでは2試合連続で勝利を逃し、前節終了時点で3位レアル・ソシエダとは勝ち点差「7」が開いている4位アトレティコ。上位に食らいつくため勝利が欲しいこの一戦には、バルセロナから加わったばかりのメンフィス・デパイがベンチ入りを果たした。
試合は17分、アトレティコはコケの縦パスから、アントワーヌ・グリーズマンが左足で華麗なフリックを見せる。このボールでアルバロ・モラタが裏に抜け出すと、モラタはキックフェイントでマークを置き去りにし、最後はきっちりと一対一を決めてゴールネットを揺らした。
幸先良く先制したアトレティコは続く23分、右サイドを崩し、ナウエル・モリーナがゴール前に鋭いクロスを送ると、グリーズマンがうまく合わせて追加点を記録。さらに28分にはグリーズマンがFKを蹴ると、ピンポイントのボールに合わせたのはマリオ・エルモソ。ヘディングシュートはGKに弾かれたものの、跳ね返りを自ら決めてリードを一気に広げる。
3点のリードを奪ったアトレティコは後半もゴールに迫ると、66分にはアンヘル・コレアが決定機を迎えるも、シュートは両ポストに当たってゴールとはならず。その後、75分にはデパイが投入されて新天地デビューを飾ると、89分には仕掛けから積極的にゴールを狙うなど存在感を発揮するも、アトレティコに追加点をもたらすことはできない。
試合はこのまま終了。グリーズマンの全得点に絡む活躍もあり、アトレティコが3点のリードを最後まで守りリーグ3戦ぶりとなる白星を手にした。
次節、アトレティコ・マドリードは26日にコパ・デル・レイ準々決勝でレアル・マドリードと戦った後、29日にラ・リーガでオサスナと対戦。バジャドリードは同じく29日にバレンシアとの対戦を迎える。
【スコア】
アトレティコ・マドリード 3-0 バジャドリード
【得点者】
1-0 18分 アルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)
2-0 23分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
3-0 28分 マリオ・エルモソ(アトレティコ・マドリード)