
チェルシーは20日、PSVからU-21イングランド代表FWノニ・マドゥエケの獲得を発表した。
現在20歳のマドゥエケは、トッテナムとPSVの下部組織出身。2020年にトップチームへ昇格した。身長は182cmで、右ウィングを本職とする左利きのアタッカーだ。また、契約期間は2030年6月末までの7年半契約で、クラブ側が行使可能な1年の契約延長オプションも付帯している。また、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は3500万ユーロ(約49億円)となる模様だ。
マドゥエケは加入に際し、クラブ公式サイトでコメントを発表した。
「イングランドに戻ってプレミアリーグでプレーすることは、自分と家族にとって夢だし、プレーし始めるのが待ち遠しい。これからのこと、オーナーの将来のビジョン、このようなビッグクラブに所属し、最高レベルでプレー出来ることが楽しみだ」
また、チェルシーのトッド・ベーリー会長とベハダ・エグバリ共同経営者も声明を発表している。
「ノニをチェルシーに迎えることが出来て、嬉しく思う。彼はPSVで数年間プレーし、欧州サッカーの高いレベルでそのクオリティを証明してきた素晴らしい才能の持ち主だ。チェルシーは、彼がキャリアのネクストステップのために、このクラブへの加入を選んでくれたことを非常に喜んでいる。彼がチームの重要な一員になることを確信している」