
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、19日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)ラウンド16のビジャレアル戦を振り返った。19日、クラブ公式サイトが伝えている。
7日にラ・リーガ第16節で対戦した際は、2-1でホームのビジャレアルが勝利したこのカード。この日はカップ戦での対戦となった。試合は前半に2点を奪われたが、後半に入って猛攻を仕掛ける。57分にヴィニシウス・ジュニオール、69分にエデル・ミリトンのゴールで同点に追いつくと、86分にはダニ・セバージョスが勝ち越しゴールを決め、3-2で逆転勝利を収めた。
15日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)決勝のバルセロナ戦では低調なパフォーマンスを見せて1-3で敗れたレアル・マドリード。中3日で迎えたこの試合も前半の内容は満足できるものではなく、アンチェロッティ監督は試合後、「非常に貧弱だった。あのようなプレーはしてはならない。デュエルで強さが無かったので目を覚ますよう怒った」と前半の出来には苦言を呈した。
それでも、「後半はよく目を覚ましてくれたし、信じられない展開だった」と満足感を口にし、「あのような前半から大きく流れを変えることは非常に難しい。後半の戦いは自信にもなる。私たちは決して諦めないし、きっと皆さんは記事を書き換えるのに必死だっただろうね」とジョークを交えながら、後半のチームのパフォーマンスを称えた。