
アーセナルが、ブライトンに所属するベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの獲得に迫っているようだ。19日、イギリスメディア『BBC』や同『スカイスポーツ』などが伝えている。
現在28歳のトロサールは、2019年夏にヘンクからブライトンに加入。4年目の今季は開幕から好パフォーマンスを披露し、プレミアリーグで16試合7ゴール3アシストと結果を残している。しかし、FIFAワールドカップカタール2022を終えてクラブに戻ると、パフォーマンスは低下。先日にはチーム練習から無断で立ち去ったことで、現在はロベルト・デ・ゼルビ監督の構想から外れており、今冬の移籍を希望しているとみられている。
そんなトロサールにはトッテナムやニューカッスルなど複数クラブが関心を示していることが明らかになっていたが、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得を逃したアーセナルが獲得に迫っているようだ。
報道によると、すでにトロサールとは個人合意に至っていたなか、アーセナルはブライトンともクラブ間合意に達したという。なお、移籍金については『BBC』が2100万ポンド(約33億円)に追加オプション、『スカイスポーツ』が2000万ポンド(約32億円)に追加オプションが付随する形で最大2700万ポンド(約43億円)と報じている。
今後はメディカルチェックを経て、正式発表となる見込みで、20日(金)の正午までに登録された場合は22日に予定されているプレミアリーグ第21節のマンチェスター・U戦に出場することが可能となる。