
ローマは、同クラブに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロを売却する可能性があるようだ。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
報道によると、ローマとザニオーロはこれまで契約延長交渉を行ってきたが、いまだに新契約の合意には達しておらず、膠着状態に陥っている模様。現在、ローマと同選手の契約は2024年6月30日までとなっており、今年の1月に同選手を売却する準備が進められているという。そこで同紙は、ローマは4000万ユーロ(約55億円)で、買い取り義務オプション付きのローン移籍を受け入れる可能性があると指摘している。
ザニオーロに関心を寄せるクラブは複数存在し、トッテナムやアーセナル、ウェストハムやドルトムントなどが移籍先の候補として挙げられている。特にトッテナムはアントニオ・コンテ監督とスポーツディレクターを務めるファビオ・パラティッチ氏の両方が獲得を熱望していると伝えられており、有力候補の一つだという。また、アーセナルはウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得に失敗したこともあり、同選手の獲得に動き出していることも報じられている。
果たして今冬の移籍市場での移籍は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。