説明責任は監督だけではない? コンテ監督「イングランドの悪い習慣だ」

 トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督が、監督以外の人がクラブの状況を説明することも必要だと語った。17日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 15日に行われたプレミアリーグ第20節のアーセナルとの“ノース・ロンドン・ダービー”に0-2で敗れ、直近のリーグ戦9試合で5敗目(3勝1分け)を喫した5位トッテナム。次戦は19日に第7節の延期分でマンチェスター・Cとの対戦を控えている。

 4位マンチェスター・Uとの勝ち点差が「5」に広がるなど、上位を目指すためには苦しい状況が続いていることから、コンテ監督は試合前後の度にチーム状況についての説明を行なっている。しかし、同監督はチームの他の関係者も責任を持って説明するべきだと考えていることを明かした。

「イングランドでは監督だけが話し、説明をするという悪い習慣がある。医療部門の人がここに来て、説明することを見たことがない。クラブやスポーツディレクターが来て、クラブの戦略やビジョンを説明するのを見たこともない」

「イタリアではすべての試合の前にクラブからメディアに話をする人がいる。私たちにとってはそうした方が本当に良くなる可能性があると思う。そうでなければ、クラブが説明した方がいいと思うことを説明する顔は1人だけになるからね」

「クラブがメディアに登場することはいいことだと思う。毎週ではなく、少なくとも15日ごと、それか月に1回とかね。そしたら、もっと簡単に理解できると思う。そうでないと、そのような意図はないのに批判していたり、否定的に見えたりしてしまうこともあるだろうしね」

「批判があれば、それを受け入れなければならないが、理解するのは難しい。なぜなら、私たちはこの状況でできる限りのことをしているからだ。このチームのメンタリティは非常に強いが、メンタリティの問題だけではない」

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