
セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、浦和レッズへの移籍が噂されているギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスについて言及した。17日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今冬の移籍市場ですでにカナダ代表DFアリスター・ジョンストン、DF小林友希、DF岩田智輝を獲得しているセルティック。さらなる補強の可能性を示唆しているポステコグルー監督だが、「さほど緊急性はない」と無理に獲得に向かうことは否定した。
「早い段階で3人を獲得したことで、1月はやきもきする必要がない立場にある。選手を失ったとしても、慌てて代役を探す必要もない。本当に強いスカッドがあることに私は満足しており、パニックにならずに退団や加入を決断することができる」
「我々のプランはビジネスを早々に終わらせることだった。でも、まだ活動は続けている。おそらくまだもう1人分の枠はある。今回の移籍期間で誰も出ていかないのなら、問題はない。大きなスカッドがあるが、このようなスケジュールであれば、全員の貢献が必要だ」
なお、一部報道ではギアクマキスに退団の可能性が浮上しており、セルティックは浦和からの300万ポンド(約4億7000万円)のオファーを受け入れたとも報じられている。ポステコグルー監督は同選手との新契約交渉については「ほとんど何も変わってない」と停滞していることを認めた一方で、去就については次のように語った。
「誰も去らないし、誰も来ない。憶測が飛び交うというのは明らかだが、私の観点から言えば、現時点では何もない」