
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、獲得を逃したウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクについて言及した。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
多くのクラブがムドリクの獲得に関心を示していたなか、同選手自身もSNSでアーセナルを“本命”だと匂わせていた。しかし、同クラブがシャフタールの要求していた移籍金1億ユーロ(約139億円)を出し渋ると、チェルシーが短時間でシャフタールとの交渉をまとめ上げ、チェルシーへの加入が決定した。
長期にわたる交渉を行なっていたものの、ムドリクの獲得を逃した形となったアーセナル。イギリスメディア『スカイスポーツ』でチェルシーが同選手を獲得したことについて聞かれたアルテタ監督は、「私は今いる選手たちを非常に誇りに思っている」と語り、補強を望んでいる一方で、チームのバランスも重要であることも強調した。
「我々は常にチームを改善したいと思っている。クラブも先頭に立って、選手たちを改善しようとできる限りのことをしている。でも同時に、ある程度の規律も持たなければならないと思う。望む目標だけでなく、その瞬間にできることについても一貫性を保つことが必要だ。我々は選手をより良くすることができる。それに集中しよう」
「移籍市場は開いている。チームを改善しようとしている。常に少数の関係者が関与している。クラブは喜んでいるし、彼らは私のサポートがあるし、私も彼らにサポートされている。一緒にやろうとしている」