
ナポリとフィオレンティーナの間で、セカンドGKのトレードが行われる模様だ。14日、イタリアメディア『スカイ・イタリア』が報じている。
報道によると、すでに両チームはイタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグと同代表GKピエルルイジ・ゴッリーニのトレードを画策しており、交渉が進行中とのこと。16日には交渉の細部にまで到達する可能性も報じられており、成立に近づいている様子がうかがえる。
なお、ナポリにとって、ゴッリーニの獲得希望はこの冬が初めてではなく、昨年夏にも獲得に動いていたが、同選手はトッテナムからローン返却された後、アタランタからフィオレンティーナへローン移籍した経緯がある。しかしながら、同選手はセリエAで3試合プレーした後、出場機会を失い、移籍の可能性が再燃したようだ。
現在27歳のゴッリーニは、フィオレンティーナやマンチェスター・Uの下部組織でプレーした後、ヴェローナへ。その後、アストン・ヴィラに移籍し、2018年にアタランタへ完全移籍。昨シーズンは、トッテナムにローン移籍し、元フランス代表GKウーゴ・ロリスのバックアップを務めたが、シーズン終了後にアタランタへと帰還。今季はフィオレンティーナでプレーしている。
一方でシリグは現在36歳。パレルモの下部組織出身で、2006年にトップチームへ昇格。2011年には、カタール資本が入った直後のパリ・サンジェルマン(PSG)に加入し、長きに渡って正守護神として君臨した。2017年にはトリノへと移籍し、久しぶりのイタリア復帰。その後ジェノア、ナポリと渡っていった。今季まだ出場機会は無い。
シーズン途中で浮上した、セカンドGK同士のトレード。お互いのクラブ、選手たちがハッピーになれる取引となるか。