
アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が11日に自身の公式Twitter(@Simeone)を更新し、同日付で現役引退を発表した元ブラジル代表DFミランダに向けてメッセージを発した。
ミランダはサンパウロでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)3連覇を達成し、2011年夏にアトレティコ・マドリードへ完全移籍加入した。ミランダの加入からおよそ半年後、グレゴリオ・マンサーノ前監督の後任としてシメオネ監督はアトレティコ・マドリードの指揮官に就任。ミランダはウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン(現:ベレス・サルスフィエルド)とセンターバックのコンビを形成し、堅守を誇る“シメオネ・アトティコ”の創成期に活躍した。
ミランダ在籍時のアトレティコ・マドリードは2011-12シーズンにヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げると、続く2012-13シーズンはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で17シーズンぶりの優勝を達成。ミランダは決勝戦のレアル・マドリード戦では、延長戦に突入した99分に決勝ゴールを決め、2-1での逆転勝利に大きく貢献していた。2013-14シーズンは堅守速攻型のスタイルでラ・リーガを席巻し、18シーズンぶりのリーグ優勝も実現。最終的にはレアル・マドリードの前に屈したものの、このシーズンはCLでも決勝戦まで駒を進めた。
現在もアトレティコ・マドリードを率いているシメオネ監督は、かつての“教え子”の現役引退に反応。自身の公式Twitterを通じて「君の素晴らしいキャリアに最大限の賛辞を贈る。共に闘ってくれてありがとう。新しいステージでの幸運を願っている!」とメッセージを発した。ミランダも引用リツイートでこの投稿に反応している。
【画像】シメオネ監督とミランダ