
サウサンプトンは11日、ラシン・クラブからアルゼンチン人MFカルロス・アルカラスを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、サウサンプトンはアルカラスと4年半契約を締結。なお、ラシン・クラブ側の発表によると、移籍金は1365万ユーロ(約19億円)となり、将来サウサンプトンが同選手を売却した際には15パーセントの手数料を得ることも明らかになっている。
2002年生まれで現在20歳のアルカラスは、ラシン・クラブの下部組織出身で、2020年3月にトップチームデビューを果たした。これまで同クラブでは公式戦83試合に出場し、12ゴール6アシストを記録していた。
11日に行われたカラバオ・カップ準々決勝でマンチェスター・Cを破って準決勝進出を果たしたものの、プレミアリーグでは6連敗を喫するなど、7試合未勝利となり第18節終了時点で最下位となっているサウサンプトン。昨年11月から指揮を執るネイサン・ジョーンズ監督は今冬の移籍市場で3〜4人の新戦力獲得を望んでいることを明言しており、アルカラスはクロアチア代表FWミスラヴ・オルシッチに続く今冬2人目の補強となった。
なお、サウサンプトンはセルティックに所属する日本代表FW前田大然にも関心を示していることが報じられているが、さらなる補強に動くのだろうか。