
ラ・リーガ第16節が8日に行われ。アルメリアとレアル・ソシエダが対戦した。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は2トップの一角で先発出場した。
レアル・ソシエダはボールを持つ時間が続くものの、アルメリアのコンパクトなブロックに阻まれてなかなかゴールに近づくことができない。そんななか、両チーム通じて最初のシュートを放ったのは久保だった。14分、相手GKのミスパスを奪い、ペナルティエリア左まで前進。左足を振り抜いてゴール右下を狙ったが、シュートは惜しくも枠を外れた。
前半はお互いに得点を奪えず。スコアレスで折り返すと、レアル・ソシエダは後半立ち上がりに決定機を迎える。ダビド・シルバのスルーパスに抜け出した久保がうまくボールを残し、ペナルティエリア中央へと折り返す。ボールは相手DFに当たってD・シルバの足元に入ると、8日に37歳の誕生日を迎えたマジシャンは相手GKの股の間を通してゴールネットを揺らした。一度は久保のオフサイドで得点が認められなかったが、VARによるレビューで久保のオンサイドが確認された。ただ、相手に当たっていたため、久保のアシストは記録されなかった。
53分、レアル・ソシエダがリードを広げる。ミケル・メリーノのスルーパスに抜け出したアレクサンダー・セルロートがペナルティエリア右で左足一閃。強烈な一撃をゴールに突き刺した。セルロートは3試合連続ゴールとなった。
久保は71分までプレー。レアル・ソシエダは2点のリードを守り切り、リーグ戦3連勝となった。次節は14日に行われ、レアル・ソシエダはホームでアスレティック・ビルバオとの“バスク・ダービー”に臨む。
【スコア】
アルメリア 0-2 レアル・ソシエダ
【得点者】
0-1 47分 ダビド・シルバ(レアル・ソシエダ)
0-2 53分 アレクサンダー・セルロート(レアル・ソシエダ)
【画像】ダビド・シルバと喜びを分かち合う久保建英