
チェルシーは、ボルシアMGに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得に向けて交渉を開始したようだ。7日、フランスメディア『Foot Mercato』が報じている。
現在プレミアリーグで10位に沈むチェルシーは、今冬の移籍市場ですでに3選手の獲得を発表するなど、巻き返しに向けて積極的な動きを見せている。そして、さらなる補強を目論む同クラブは、ボルシアMGのエースであるテュラムの獲得に向け交渉を開始したようだ。
今季ブンデスリーガで15試合に出場し10ゴール3アシストをあげるテュラムは、ボルシアMGとの契約が今年6月で満了に。契約延長の意思がない選手サイドは、今冬の売却も視野に入れるクラブ側の考えも踏まえ、今冬のマーケットで移籍する可能性を検討しているという。チェルシーは人気銘柄テュラムの争奪戦をこの冬に制するため、数日以内に再び交渉の発展に向けた話し合いを行う模様だ。
現在25歳のテュラムは、ソショー、ギャンガンを経て、2019年夏からボルシアMGでプレーするアタッカー。2020年11月にはフランス代表デビューを果たすと、FIFAワールドカップカタール2022では5試合で2アシストを記録し、決勝進出に貢献した。また、現役時代にパルマやユヴェントス、バルセロナなどで活躍した元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の実子としても知られている。