
名古屋グランパスは5日、浦和レッズに所属するデンマーク人FWキャスパー・ユンカーの期限付き移籍加入が内定したことを発表した。
今後、メディカルチェックを経て名古屋とユンカーは正式契約を締結する予定となっている。なお、期限付き移籍期間は2023年12月31日までで、同選手が2023シーズンの公式戦にて浦和のホームゲームに出場できないことも併せて発表されている。
1994年3月5日生まれで現在28歳のユンカーは、母国やノルウェーのクラブチームを渡り歩いた後、2021年4月に浦和に完全移籍で加入。高い決定力を武器に加入直後からFWの主軸として活躍すると、2021シーズンは明治安田生命J1リーグで21試合出場9得点、YBCルヴァンカップで6試合出場4得点、天皇杯で5試合出場3得点という成績を残した。
在籍2年目となった2022シーズンは負傷に悩まされる時期がありながらも、明治安田生命J1リーグでは21試合に出場し7ゴールをマーク。さらにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では6試合出場4得点、YBCルヴァンカップでは3試合出場という結果を残した。
名古屋への期限付き移籍加入内定に際し、ユンカーは同クラブの公式サイトを通じて次のように気込みを示している。
「大きな野心を持ったビッグクラブである名古屋グランパスに加入できることを大変うれしく思います。 新しいチームメイト全員に会えるのを楽しみにしていますし、クラブに関わる皆さんの素晴らしいサポートを体感、経験するのを待ちきれません。ベストを尽くします!」
また、浦和のクラブ公式サイトでは次のようにコメントしている。
「来日を歓迎してくれたみなさま、そしてまるで母国にいるようなサポートをしてくれたファン・サポーターのみなさまに感謝を伝えたいです。ありがとうございました」