
ボール部門では今年3月にリニューアルしたHONMA『D1』が年間の売り上げデータでも1位を獲得。2位はタイトリスト『プロV1』、3位が『プロV1x』という結果だった。HONMA『D1』の人気についてヴィクトリア光が丘店のゴルフ担当・大塚進一さんに話を聞いた。
「やっぱり、1ダース2000円台という価格が一番のセールスポイント。でも、最近は『D1』だけでなくて、タイトリストの『ベロシティ』や『トゥルーフィール』など他の低価格ボールもよく売れるようになってきました」
2位と3位の『プロV1』シリーズに関しては?
「ベテランゴルファーやアスリートゴルファーは、他のボールを見ることもなく決め打ちで買っています。購入する人のほとんどはリピーターです」
他に人気のあったボールは?
「欠品する時期が長くてもったいないと思っていたのがブリヂストンの『ツアーB』シリーズです。春先とか売れる時期に欠品していたので、もっと在庫が豊富にあれば、さらに売れていたと思います。問い合わせも多かったです」
ボール市場の新しいトレンドは?
「今年は秋から冬にかけて緑色のカラーボールがすごく売れました。枯れ芝の時期になると黄色よりも緑色のほうが見やすいみたいです。特に『D1』や『ベロシティ』の緑はよく売れました」
2022年はHONMA『D1』がリニューアルされたが、23年は『プロV1』シリーズがモデルチェンジする。新モデルの評判にも注目していきたい。
■ボール年間売り上げランキングトップ3
1位 本間ゴルフ D-1
2位 タイトリスト プロV1
3位 タイトリスト プロV1x
※データ提供:矢野経済研究所
※集計対象期間:2021年12月〜2022年11月
※国内約1100店のPOSを中心とした実売データを集計・分析
※ボールはモデル別の集計
※マークダウン品は除く