清水エスパルスは3日、ホール・ファカン(UAE1部リーグ)から韓国代表MFウォン・ドゥジェが完全移籍加入することを発表した。
ウォン・ドゥジェは1997年11月18日生まれの現在28歳。2017年6月、アビスパ福岡に入団し、同クラブでプロデビューを飾った。福岡ではケガに苦しんだ時期もあったものの、2年半にわたって活躍。2020年には韓国の強豪として知られる蔚山HDに完全移籍し、金泉尚武を経て、2024年夏からはホール・ファカンでプレーしている。
また、蔚山HD在籍時の2020年11月には韓国代表デビューを飾っており、国際Aマッチ通算で11キャップを記録。昨年11月のインターナショナルマッチウィークでも招集され、FIFAワールドカップ2026の出場も期待されたが、今年2月に肩の負傷に見舞われ、自身初のワールドカップ出場は叶わなかった。ホール・ファカンでも2月に入ってからは公式戦の欠場を強いられており、清水加入後も、まずはコンディションを上げていくと見られる。
清水への完全移籍加入が決まり、ウォン・ドゥジェはクラブを通して次のようにコメントを発表している。
「清水エスパルスに加入できることを、大変光栄に思います。静岡の皆さんがどれほどサッカーを愛し、熱い情熱を持って応援してくださっているかもよく分かっています。その期待に応えられるよう、ピッチの上で全力を尽くし、チームとともに今シーズン良い結果を残せるよう頑張ります」
また、清水の反町康治GM(ゼネラルマネージャー)は、次のような言葉で期待を寄せた。
「アンカー、ボランチそしてセンターバックをこなせる対人の強さと豊富な運動量は目を見張るものがあります。長短のパスを駆使しての展開力も魅力の1つです。また、アンダー世代も含めた韓国代表での経験値はチームの躍進に大いに貢献してくれることでしょう」
「日本でのプレー経験があり、順応するのは早いと思いますが、できる限りサポートしていきたいと思っています。ファン、サポーターの皆様も是非温かく迎えていただき、熱いご声援をよろしくお願いいたします。ウォン選手、ようこそ清水エスパルスへ、そして共に闘いましょう」
なお、現在の清水にはFWオ・セフン、DFパク・スンウク、DFオム・ジュヨンと3名の韓国籍選手が在籍しており、ウォン・ドゥジェで4人目となる。かつての福岡在籍時はセンターバックとしてもプレーしていたが、本職は守備的MF。今夏、清水ではMFマテウス・ブエノが鹿島アントラーズへ、MF宇野禅斗がボルシアMGへそれぞれ完全移籍しており、両選手の不在を感じさせないほどの活躍が期待される。
また、清水は今夏の移籍市場で、FWジャーメイン良やDF須貝英大ら、即戦力を次々に補強。明治安田J1百年構想リーグの期間から期限付き移籍で在籍していたFWオ・セフン、加入と同時に北海道コンサドーレ札幌への期限付き移籍が決定したFWヴィニ・ペイショットを除くと、今夏よりチームに加わる7人目の新戦力となり、新シーズンに向けて臨戦体制を整えた。
【画像】清水がウォン・ドゥジェ加入を発表