広島、今季限りでスキッベ監督の退任を発表…4季指揮で2度のルヴァン杯制覇に導く

 サンフレッチェ広島は26日、ミヒャエル・スキッベ監督が双方合意の上、2025シーズン終了をもって退任することを発表した。

 現在60歳のスキッベ監督は、レヴァークーゼンやガラタサライ、ギリシャ代表などの監督を歴任。2022年夏に広島の監督に就任すると、洗練されたハードワークをチームに植え付けてチームはタイトル争いの常連に。就任初年度にはJリーグYBCルヴァンカップを制した。

 新スタジアムで迎えた2024シーズンは最終節までリーグタイトルを争ったものの、ヴィッセル神戸にあと一歩及ばず2位で終わったが、手腕を評価されて自身2度目となるJ1優秀監督賞に輝いた。

 就任4年目となった今シーズンは2025明治安田J1リーグ第36節終了時点で18勝8分け10敗の5位に位置し、10年ぶり4度目となるJ1リーグ制覇を逃したものの、2025JリーグYBCルヴァンカップでは柏レイソルを破って、3大会ぶりの優勝に導いていた。

 そんななか、広島は双方合意の上でスキッベ監督が12月10日に行われるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・リーグステージ第6節の上海申花戦をもって、退任することを発表した。

 なお、スキッベ監督のコメントについては12月6日に行われるJ1リーグ最終戦、第38節の湘南ベルマーレ戦の試合終了後にファン・サポーターに直接伝える予定であることが明らかになっている。

externallink関連リンク

●投入直後の加藤陸次樹がACLE2戦連続ゴール…広島は敵地で追いつくも連勝ならず●天皇杯覇者の町田がACLEで3発快勝! 後半劣勢も逃げ切りに成功し“アジア”で2勝目●G大阪、ポヤトス監督の今季限りでの退任を発表…就任2季目にはACL2出場に導く●苦戦続いたJ2大分、8月就任の竹中穣監督が今季限りで退任…チームは最終節を前に残留決定「共に闘えたことが誇り」●福島、寺田周平監督の続投を発表「これまで積み上げてきたものを整理して勝負に臨みたい」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)