古いギアを使用し続ける女子プロたちがいるが、彼女たちが手放せないという名器を彼女たちのコメントとともに紹介。今回は女子プロが重要視するユーティリティをお届けする。
【佐久間朱莉】
4・5U:ピン G430(22・26度/N.S.PRO G.O.S.T プロトタイプ)※2022年発売モデル
「私はフェードヒッターなので、右ペラのミスが好きじゃないんです。つかまって左に打ち出す方が好きですね」
【河本結】
3・4U:キャロウェイ XR16 OS(19・22度/MCH70-S)※2016年発売モデル
「10年近く使っています。替えられない理由は、スピン量と飛距離が安定していて、曲がり幅も一定だからです。ウッドは3Wしか入れないので、3Uと4Uを入れています。3Uではドローを打って飛距離を調整することもあります」
【木村彩子】
4・5U:ピン G425(22・26度/スピーダーNX HB 65S)※2020年発売モデル
「ピンのユーティリティはずっと使っていますが、やっぱり顔が好きなんです。リーディングエッジが丸くないのが良い。真っすぐだとラインが出せるイメージが出ます。球が拾いやすく、適度にスピンが入って高く上がり過ぎない。中弾道で狙えるので、タテ距離が合わせやすいんです」
【吉田優利】
4U:ブリヂストン ツアーB JGR(22度/ATTAS EZ370 75S)※2019年発売モデル
非常につかまりが良くて上がるモデル。米ツアーの硬いグリーンだとつかまりも打ち出し高さもクラブに求めているのだろう。
長い距離を正確にラインを出して、タテ距離を合わせるUTこそ、使い慣れたヘッドが手放せないのだろう。
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