川崎フロンターレは23日、ブラジル人DFジェジエウが契約満了により今シーズン限りで退団することを発表した。
現在31歳のジェジエウは母国のアトレチコ・ミネイロやパラナなどを経て、2020年1月から川崎Fに加入。センターバックの主軸として、J1リーグ連覇や2度の天皇杯優勝、JリーグYBCルヴァンカップ制覇を果たした。
しかし、2021年11月に左ひざの前十字靭帯断裂、2023年3月に左ひざの外側半月板損傷の重傷で2度の長期離脱を経験。復帰後は度重なるハムストリングの負傷に泣かされ、2025明治安田J1リーグでは10試合の出場にとどまっていた。
ジェジエウはクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントを発表。サポーターへの感謝と愛を綴った。
「私と家族は、ここで過ごしたすべての時間に心から感謝しています。フロンターレでの7年間は、多くの情熱、愛情、そして献身に満ちていました。クラブに関わるスタッフの皆さん、そしてこの歩みに寄り添ってくださったサポーターの皆さんに、心よりお礼を申し上げます。幸せな日も、苦しい日も、いつも支えてくれて本当にありがとうございました。そのすべての愛を胸に刻んでいきます」
「私はこれからも、心からの尊敬と感謝を込めて、ずっとフロンターレを応援し続けます。このクラブとこのサポーターには、これからも数えきれないほどのタイトルをつかんでほしいと願っています。ここは、本当に『自分の家』のように感じられる場所です」
「私はいつだってフロンターレのために全力を尽くしてきました。試合に勝つため、タイトルを獲るため、そして何よりサポーターの皆さんの笑顔と喜びを見るために。皆さんは、いつも私の原動力でした」
「娘は3月末に生まれる予定で、私の大きな夢のひとつは、フロンターレのユニフォームを着た娘と一緒にピッチに立つことでした。でも、どうか安心してください。私は娘に、川崎フロンターレのこと、雨の日も雪の日も暑い日も、いつだって情熱を持ってチームを支えるこの素晴らしいサポーターのことを伝えていきます。そして、彼女に教える最初の日本語はこうです――『愛してる』」
「すべてにありがとう。一つひとつの瞬間にありがとう。私たちは一緒に歴史をつくりました―― そしてその歴史は、これからもずっと私の心の中で生き続けます」
「愛してます」
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