モットーはオーバーさせること 岩井明愛は『66』で18位急浮上「あしたもきっといい日に」

<CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇21日◇ティブロンGC(フロリダ州)◇6734ヤード・パー72>

イーブンパー・44位から急浮上した。岩井明愛が1イーグル・5バーディ・1ボギーの「66」をマーク。トータル6アンダー・18位タイにジャンプアップし、「もう満足です! きのうの分を取り返せて良かった」と笑った。
この最終戦はポイントランキング上位60人しか出場できないエリートフィールド。ルーキーながらランク13位で迎えた初日は、3連続ボギー発進で幕を開けた。この日は1番パー5で2メートルのスライスラインを決めてバーディ先行。4番からは3連続バーディで勢いに乗った。

5番パー3はカラーから10メートルを超えるロングパット。6番パー5はガードバンカーから「スイングが緩んでしまって…。でも運よく下り(傾斜)にバウンドしてうまくいった」と明かした。

折り返し直前の9番では唯一のボギー。返しが入らなかった3パットによるものだが、「悔しいですけど、いいミスの仕方だと思っている。そこまで“ああ…”とはならないですね」。アプローチもパターもショートするなら大きくオーバーする方がいい。それがチーム岩井のモットーでもあり、攻めるうえで大事にしていることだ。

17番ではイーグルを奪った。残り212ヤードから飛び系の5番アイアンで13メートルに2オン。上って下って、スライスフックという複雑なラインを「簡単ではなかったけれど、いいタッチだった」と読み切り、今季9個目の“◎”を記録した。

先週は予選落ち。2週前の日米共催「TOTOジャパンクラシック」では初日4位で滑り出しながら失速した。「久しぶりに6アンダーを出すことができてうれしい。ゴルフがいいと自然と(右上がりに)なっていくので、あしたもきっといい日にできる」。11月22日は米初優勝を一緒に飾ったキャディの誕生日。好スコアをプレゼントにしたい。(文・笠井あかり)

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