今季初優勝を果たした高野愛姫が、「大王製紙エリエールレディスオープン」でピンの未発表ウェッジを使用しているシーンを激写。その詳細をレポートする。
高野はこれまで『タイトリスト ボーケイフォージド』を使用していたが、新たに50度・54度・58度の3本の未発表モデルである『s259』ウェッジを採用したという。どこを気に入っているのか?
「形が前に使っていたウェッジに似ていたんです。私は“顔”でウェッジを選びますが、前のモデルと雰囲気が近い。フェースが広めの“顔”が好きで、球を包み込んでくれそうな感じがあるんです。このウェッジもその感じがあって、『これなら使えそうだな』と思ってすぐに入れました」
前作の『s159』は「カスタム・チューニング・ポート(Custom Tuning Port)」というエラストマー(樹脂素材)を搭載し、打点ブレが少ないのが特徴。また、各溝の角度と間隔を最適化した「新溝マイクロマックス・グルーヴ」により溝の本数を増やし、安定したスピン量を実現している。『s259』を見る限り、それらの特徴は踏襲しているものと思われる。
実際の使用感については、「構えやすくて良いです。スピンもけっこう入ります。リーディングエッジが丸みを帯びているので突っかかりが減り、滑ってくれる感じがあります」と高野は絶賛する。
気になる新作ウェッジの続報があれば、またレポートしたい。
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