申ジエ、木村彩子、原英莉花らが絶対手放せない軟鉄アイアンとシャフトは何だ?【女子プロ名器図鑑】

毎年最新モデルが発売されても、古いギアを使用し続ける女子プロたちがいる。彼女たちが絶対に手放せないというアイアンの名器を紹介したい。
【申ジエ】
6I~PW:キャロウェイ APEX TCB(ツアーAD 65ll S)※ヘッド2021年発売、シャフト2014年発売

「『APEX TCB』はもう5年目です。こちらもヘッドが小さいのが一番の決め手。大きいのは、(弾道を操れないしミスが分からないので)ゴルフが楽しくないんです。顔で言えば、トップラインはちょっと膨らんだものがいい。『ツアーAD 65ll』は10年以上使っています。私は硬くて軽いのが好きですね、重く軟らかいのは(ヘッドコントロールができないので)ダメです。いいとか悪いとかはなくて、私に合っているんです」

【木村彩子】
6I~PW:キャロウェイ APEX(N.S.PRO 750GH S)※2016年発売

「このモデルは、打感が好きなんです。フェースが弾いて飛距離が出るけど、球が喰いつくみたいな。トップブレードがちょっと厚くてちょいグースなので、球が上がりやすいし、スピンが入るしつかまりもいい。私はヘッドスピードがないけど、ドロップする球が出ないし、弾くけど、ぶっ飛んだりしないので、タテ距離が合いやすいですね」

一方、珍しいのが、古いアイアンシャフトを使用している原英莉花だ。

【原英莉花】
5I~PW:キャロウェイ X プロト(ATTAS FF 95S)※シャフト2018年発売

「アイアンシャフトは、もともと師匠のジャンボさんからいただいたウェッジに挿さっていたもの。これがいいな〜と思って使い続けています。叩きにいったときに刺さり過ぎないので、私には合っています。スチールシャフトだと抜けずに手首を痛めてしまうので……」

微妙な距離も打ち分けないアイアンこそ、使い慣れたヘッドやシャフトが一番打ちやすいということなのだろう。

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