【モデルプレス=2025/11/19】5人組ガールズグループ・LE SSERAFIM(ルセラフィム)が11月18・19日、東京ドームにて「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ ENCORE IN TOKYO DOME」を開催。ここでは初日となった18日のレポートを届ける。
【写真】LE SSERAFIM、初東京D公演に登場した“特別ゲスト”
◆LE SSERAFIM、念願の初東京ドーム公演実現
2022年にデビューを果たし、初の単独東京ドーム公演となった今回。メインステージがファンの歓声と合わせて真っ赤に燃え上がり、5人が現れて幕開け。黒い輝く衣装に身を包み、しなやかなダンスと儚げな歌声で会場をぐっと引き込んだ。「Bore Fire」では、韓国語・日本語・英語のLE SSERAFIMらしさ溢れる力強い言葉を続け、記念すべき東京ドームの開幕を祝った。続く「Ash」「HOT」では、エレガントで“熱い”パフォーマンスで観客の視線を奪い、そこに重なるFEARNOT(ピオナ/ファンダム名)のコールでさらに会場のボルテージを上げた。熱気はそのままに「Come Over」では、5人が集結し舞台がせり上げると、特効の花火で華やかに会場を輝かせた。
神々しい5人のビジュアルが際立つVCRが映され、SAKURAの「EASY」の掛け声を合図に白&シルバーを基調とした衣装を纏った舞台裏の5人が登場。SAKURAは「FEARNOT!LE SSERAFIMが東京ドームにやってきたぞ~!」と喜びを爆発させ、「もっといけますよね?(KIM CHAEWON)」「こんなもんじゃないでしょ!( HONG EUNCHAE)」と続け会場を煽り、メインステージから再び5人が現れると「EASY」をロックバージョンでパフォーマンス。HUH YUNJINが「東京ドーム行くぞ~!」と盛り上げると、ダンサー勢とステージを煽りながら駆け巡った。
MCでは、「こんにちは~LE SSERAFIMです!FEARNOT!ついに東京ドームに来ました!」と元気よく挨拶し、念願のステージに歓喜。FEARNOTの歓声を受け、5人は「わー!!」と言いながら輪になりさらに喜びを爆発させた。そして、「東京ドームのために準備したことがいっぱいあるんですけど、オープニングの衣装見ました?」とSAKURAが問いかけ、KIM CHAEWONも「もっとキラキラになりました!」と東京ドームの特別な衣装をアピールした。そして、登場時にFEARNOTを驚かせたヘアチェンジについて紹介する場面もあり、HUH YUNJINは茶髪から紫がかったカラーに、HONG EUNCHAEは青みがかったヘアスタイルから茶髪にチェンジしたことをアピールしていた。
そして、SAKURAは「アーティストにとって東京ドームの初めての日は、本当に今日しかないので、みんなで後悔ないように楽しみましょう」とファンに誓い、「スタンドの皆さんもしっかり見えてますからね!」「後ろの皆さんの方にも行くかも…?」と全てのファンへの気配りを欠かさない“プロ”ぶりを見せていた。
◆LE SSERAFIM「ついにトロッコに乗りました~!」
バレエ調のダンスが取り入れられた楽曲「Swan Song」では、湖の辺りのような幻想的な映像をバックに華やかに舞い、優雅に歌い上げた。そして「Flash Forward」「Blue Flame」では、ファン待望のトロッコが登場。SAKURAは「私たちがついにトロッコに乗りました~!」と笑顔を見せ、これまでのツアーでは客振りの演出だった楽曲だが、以前よりもパワーアップして高いところから東京ドーム中のファンへファンサービスを行い、交流を楽しんでいた。
「So Cynical (Badum)」では、「わぁ広い」「広すぎ!」とドームの広さに感嘆の声を上げ、「Impurities」「The Great Mermaid」では力強いパフォーマンスで魅せた。そしてアメリカNBCで放送中のオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(America’s Got Talent/通称:AGT)」でパフォーマンスし話題を呼び、今回が日本初披露となった「Pearlies (My oyster is the world)」をLE SSERAFIMとしては珍しいマイクスタンドで歌唱。続けて、今回の公演で新たに追加された楽曲「No Celestial」でボルテージを上げ、「Smart」リミックスバージョンではファンに近づいた花道でダンス。そして、ツアーで恒例ともなったKIM CHAEWONの「FEARNOT、私の仲間になれ!」の決め台詞で「Fire in the Berry」へ。MCでもコール&レスポンスの練習が行われたが、観客やダンサーも巻き込み、サンバ調の曲調に合わせての熱気の溢れるジャンプとコールで会場が一体となった。
◆LE SSERAFIM「SPAGHETTI」ダンスブレイク初披露
そして、中華料理店で撮影されたカオスなVCRが流れ、映像の雰囲気そのままに1st Singleに収録されている最新曲「SPAGHETTI(Member ver.)」へ。話題を呼んでいるコミカルなダンスで会場を沸かせると、そのままダンスブレイクで会場を引き込んだ5人。盛り上がりそのままに「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」へ繋げ、手を大胆に動かすダイナミックなダンスで会場を圧倒。「CRAZY」では、見事なヴォーギングダンスを魅せ、多彩なジャンルのダンスで実力の高さを証明した。
そして「1-800-hot-n-fun」では、今回のツアーでファンの間ではすっかりお馴染みとなった“SAKIを探せ!”のコーナーも。同曲の歌詞「Where the heck is SAKI?」にちなんだものとなっており、会場の1席だけが“SAKIシート”として装飾されている。今回選ばれた幸運な男性ファンは、LE SSERAFIMからのハートポーズの指示に見事に対応し、会場を盛り上げた。
◆MCでは“オモロフィム全開”・YOASOBI幾田りらの観覧も明らかに
その後のMCでは、2組に別れて行われ、HUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEの3人は、初披露曲についてトーク。さらに、KAZUHAがおすすめの筋トレを紹介し、会場中が真剣に筋トレを実践する場面も。3人がつい「オモロフィムですね~」と言い出してしまうほどの愉快なMCタイムとなった。そして、SAKURAとKIM CHAEWONのMCでは、「YOASOBIのikuraちゃん(幾田りら)が観に来ています!(SAKURA)」「YOASOBI可愛いね!(KIM CHAEWON)」と紹介し、一同を驚かせていた。
本編ラストブロックでは、メンバー・ファンにとっても思い出深いデビュー曲「FEARLESS」をパフォーマンス。キレのあるダンスや歓声、会場の規模も相まってさらに成長した姿を見せた。そして「Burn the Bridge」では、ステージを駆け抜け、「UNFORGIVEN(feat. Nile Rodgers)」ロックバージョンでは、KAZUHAがマイクで会場を煽り。間奏にはKIM CHAEWONの開脚を初めとしたそれぞれのオリジナルダンスで盛り上げ、バンドサウンドの「ANTIFRAGILE」では髪を乱れさせファン熱狂のパフォーマンスで本編を締めくくった。
◆LE SSERAFIM、マイメロディ&クロミ登場でコラボパフォーマンス
本編終了後には、こちらも同ツアーで恒例となった“カンペタイム”を実施。開催地ごとにFEARNOTの心のこもったメッセージが映し出されるが、今回の公演でも「東京ドームに連れてきてくれてありがとう」「東京ドームおめでとう」と心温まる祝福コメントが多数。さらに「今日楽しかった人ー?」というボードに対しては会場中が共感するなど、LE SSERAFIMとFEARNOTの“愛”が垣間見える特別な空間となった。
アンコールが始まると、会場一面がピンクに染まり、マイメロディとクロミがサプライズ登場。メンバーはそれぞれ、マイメロディとクロミのカチューシャを着け、一緒にNetflixシリーズ「My Melody & Kuromi」の主題歌「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」を初披露。チャーミングかつ息ぴったりにパフォーマンスし、ファン歓喜の撮影タイムとなった。続く、日本語曲「DIFFERENT」では、可愛らしいパフォーマンスからギャップを感じさせるヒップホップダンスで魅了した。
メンバーのコメントでは、韓国メンバーも日本語を交えつつFEARNOTに感謝。KIM CHAEWONは「FEARNOTの皆さんは『LE SSERAFIMのおかげで自分も東京ドームに行けるよ。ありがとう』と言ってくれました。でも、FEARNOT皆さんのおかげで私たちはここへ来られたんです」とファンからの声援や“カンペタイム”の言葉を受けファンへメッセージ。そしてHUH YUNJINは「もっと美しいところに皆さんを行かせてあげます。だから、これからも私たちとずっと一緒にいてほしいなと思います」とFEARNOTへ誓った。最後には、改めて5人が集まるとHUH YUNJINが泣きそうになりメンバーから突っ込まれる微笑ましい一幕も。そして、“仲間と過ごす夜”を歌った「Perfect Night」では、ステージを駆け巡りFEARNOTへたっぷりファンサービス。そして、別れを惜しみながら、最後の楽曲「No-Return」を爽やかに歌い上げ、アンコールを終えた。
◆LE SSERAFIM、FEARNOTと“狂喜乱舞”のWアンコール
そして、FEARNOTの熱い思いを受け取った5人は、カラフルなライトの中ハイテンションで再び登場し、Wアンコールが実現。「CRAZY (EDM ver.)」に合わせて、LE SSERAFIMとFEARNOTが狂喜乱舞し、東京ドームはまるでナイトクラブのような空間に。ステージにはダンサーも集まり、そこはまるで“ダンスフロア”。メンバーやダンサーが次々にフリーダンスを披露し、最高潮の盛り上がりで“最初で最後の東京ドーム初日公演”を締めくくった。
◆「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ ENCORE IN TOKYO DOME」
グループとして初となる同ワールドツアーは2025年4月の仁川公演を皮切りにスタートし、日本の4都市(名古屋・大阪・北九州・さいたま)と、台北・香港・マニラ・バンコク・シンガポール、そしてシカゴやサンフランシスコなど北米地域を含む合計18都市27公演で開催。同公演は、ワールドツアー・日本公演のアンコール公演となっており、グループ初の東京ドーム単独公演となった。なお、2日目の11月19日公演は、ABEMAで国内独占・無料生中継された。(modelpress編集部)
◆「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ ENCORE IN TOKYO DOME」セットリスト
Intro Performance : Born Fire
1. Ash
2. HOT
3. Come Over
Intro Performance:Good Bones
4. EASY
5. Swan Song
6. Flash Forward
7. Blue Flame
8. So Cynical (Badum)
9. Impurities
10. The Great Mermaid
11. Pearlies (My oyster is the world)
12.No Celestial
13.Smart
14. Fire in the belly
15. SPAGHETTI (Member ver.)
Intro Performance:Chasing Lightning
16. Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife
17. CRAZY
18. 1-800-hot-n-fun
19. FEARLESS
Intro Performance:Burn the Bridge
20. UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers)
21. ANTIFRAGILE
22. Kawaii (Prod. Gen Hoshino)
23. DIFFERENT
24. Perfect Night
25. No Return
26. CRAZY (EDM ver.)
終了.
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